皆さま、こんにちは
雨も上がって暖かい週末になりますね
そんな本日はサン・トーバンの隠れた超優良ドメーヌ「ジョゼフ・コラン」のご紹介です
苗字からピンと来た方もいると思いますが、ジョゼフ・コランはサン・トーバンの偉大なるドメーヌ「マルク・コラン」の次男であるジョゼフ氏が2017年に同じくサン・トーバンで独立したドメーヌです。
ジョゼフの母ミシェル氏の実家はサン・トーバンの造り手、父マルク氏の実家はシャサーニュ・モンラッシェの造り手というワイナリー家系であり、ジョゼフは1993年に19歳という若さでワイン造りを開始します。
ちなみに一族で最も有名なのは2005年に独立した長男ピエール・イヴ氏。同氏が手がけるドメーヌ「ピエール・イヴ・コレン・モレ」はアムルースでも度々紹介している超人気ドメーヌです。
ドメーヌ・ジョゼフ・コランも兄と同じく実家から受け継いだ6.5ヘクタールの畑からワインを醸造しています。
「サン・トーバン」はもちろん、「シャサーニュ・モンラッシェ」、「ピュリニー・モンラッシェ」にも多くの区画を所有しており、村名、1級、特級を合わせると19ものアペラシオンにも上ります。
醸造面もビオディナミを意識して、畑には除草剤や化学肥料は一切使用せず、「サン・トーバン」にあるシャトニエールとサンティエ・デュ・クルーに関しては急斜面の畑は土壌の浸食を避けるため、手作業で草刈りをする徹底ぶりです。
葡萄に対する扱いも非常に丁寧で、ビオディナミ手法によって病気対策を尊重するのみならず、収穫は完全に手摘みで行います。多くの畑を所有しているからこそ、それぞれの畑の葡萄が理想的な果熟とバランスになるタイミングまで3週間かかることもある徹底ぶりです。
ドメーヌが得意とする白ワインは収穫後、全てプレスにかけ、デブルバージュやマセラシオンなどはせず、土着酵母の発酵が始まったらすぐに樽に移して12ヶ月間の樽熟成をさせます。また、バトナージュはせず、ウイヤージュと樽清浄を2週間に1回行い、 新月、フルーツの日、花の日を選んでワインを澱引きします。澱引き後は清澄して2ヶ月タンクで休ませ、濾過はせずに瓶詰めを行います。
そんな手の込んだジョゼフ・コランのワインは確かな果実味の中に酸とミネラルの美しいコントラストが感じられるのが大きな特徴です。創業10年未満の若いドメーヌとは思えない洗練された素晴らしいワインがこうして作られるのは、ジョゼフの25年以上にも渡る醸造経験と豊かな知識が反映されているに他なりません。
皆さま、いかがでしょうかジョゼフのワインをぜひ飲んでみたくなりませんか
幸運にもアムルースは創業当初からジョゼフに注目しており、飲み頃を迎えている2018年〜2020年のバック・ヴィンテージを多く在庫しております
インターネット販売も可能ですので、ご興味ある方は気軽にお問い合わせくださいませ
サン・トーバン コンパンディウム 2019年(¥6,980)
サン トーバン 1級 サンティエ・デュ・クルー 2019年(¥8,480)
シャサーニュ・モンラッシェ 2020年(¥12,980)
ピュリニィ・モンラッシェ ル・トレザン 2019年(¥12,980)
ピュリニィ・モンラッシェ 1級 ラ・ガレンヌ 2018年(¥19,980)
そして、アムルースは2週間後にいよいよ5周年を迎えます
5月31日(土)&6月1日(日)に5周年記念イベントを行うので、ジョゼフ・コランも何本か抜栓したいと思います
まだまだイベントの参加は絶賛受付中ですので、ぜひこの機会に豪華シャンパーニュとブルゴーニュワインを心ゆくまでお楽しみくださいね