皆さま、こんにちは‼️
今週末は今月2度目の3連休ではいかがお過ごしでしょうか☺️
すっかり秋も深まり、益々ワインが恋しくなる季節がやってきました🍁
そんな本日はアムルース店主が個人的に大好きなジュラを代表する偉大なる生産者「ドメーヌ・ガヌヴァ」をご紹介いたします💡
マイナー産地でありながら熱狂的なファンを持つジュラ地方ですが、距離的にもブルゴーニュに比較的近いことから、知る人ぞ知る名産地と言われております💡
そのジュラ地方の南部「ロタリエ」にドメーヌ・ガヌヴァの拠点が置かれています。ガヌヴァは1650年まで歴史を遡ることができるジュラを代表する伝統的なドメーヌで、現在は14代目のジャン・フランソワ・ガヌヴァ氏が運営しています。
ジャン氏は先代である父親とともに1982年からワイン作りを始めましたが、1989年に1人でブルゴーニュへ渡り、ボーヌの醸造学校で本格的にワイン作りを学び始めます。卒業後はシャサーニュ・モンラッシェの名門ドメーヌ「ジャン・マルク・モレ」で9年間勤め、1998年に満を辞してジュラに帰還することになります。
慣れ親しんだ自らのドメーヌに戻ると、まずブルゴーニュで学んだビオディナミ栽培の経験を生かして畑をビオに転換しつつ、昔から植わっているジュラの土着品種も大事にしながら、新たな独自のワイン作りのスタイルを確立します。
そこからは先祖より代々受け継いできた恵まれた環境に加え、自身が持つ豊かな才能を存分に発揮して、魅力あるワインを多種類リリースし始めます。
現在、ドメーヌがあるロタリエ村に約8.5ha(赤5ha 白 3.5ha)の畑を所有し、全ての畑はビオディナミにて管理されており、年産わずか35000本ほどの珠玉のワインを生産しています。
醸造面でも基本的にSO2は添加せず、白ワインはマロラクティック醗酵して228L、300L、400Lの異なるサイズの樽でそれぞれ2年間熟成させます。一方、赤ワインは100%徐梗し、ブルゴーニュ製のオーク樽を使用して最低1年間熟成させてからリリースしています。
そんなガヌヴァが作る珠玉のワインたちの味わいですが、赤ワインは薄いながらもじんわり旨みが口内で爆発するいわゆる「薄旨スタイル」のキュヴェものが多く、白ワインは上品な酸味とミネラルが見事に融合して、永遠に余韻が伸びるエレガントなスタイルです。
特に日本の食材との相性もよく、日本でも知る人ぞ知る、ナチュラルワインの最高峰として、リリースされるたびに争奪戦が起こるドメーヌで有名です。
個人的にはジャン氏がブルゴーニュでワイン醸造を行っていた影響からか、ガヌヴァのワインは赤も白もブルゴーニュのそれと共通する要素が多く、飲む度に想像を超える旨味、エキス、エレガントさに圧倒されます🍇✨
生産量の少なさからアムルースで販売することはなかなか難しい面もあるのですが、定期的に有料試飲で抜栓して、日頃アムルースを支えて頂いている素敵なお客様たちにガヌヴァの魅力を少しでも発信できたらと思っております🍷
ご興味ある方はぜひ気軽にご連絡頂き、深淵なるガヌヴァの世界に一緒に飛び込みましょう💁♀️💞
