皆さま、こんにちは❣️
いよいよ長い冬も終わり、春の訪れを感じる季節になりましたね😊
さて、本日はブルゴーニュを代表するスター生産者「デュジャック」のご紹介です🍇
創業者のジャック・セイスはベルギー出身で1968年にドメーヌ・グライエを買収したのがデュジャックの始まりでした。今や飛ぶ鳥を落とす勢いでブルゴーニュのトップ生産者に上り詰めたデュジャックですが、実はその歴史はわずか45年に過ぎません。
そして、2005年にドメーヌ・トマ・モワイヤールを買収したことが転機となり、シャンベルタン、ロマネ・サン・ヴィヴァンに加え、ヴォーヌ・ロマネ最高の1級畑と謳われるマルコンソールの畑を入手。こうして7つのグラン・クリュと数々のプルミエ・クリュを含むデュジャックの煌びやかなポートフォリオが完成したのです。
現在はジャック氏の息子であるジェレミー氏とアレック氏がそれぞれ醸造と販売を担当することでドメーヌを実質的に引き継いでおり、さらなる高みを目指すスーパースター生産者です✨
余談ですが、2000年にジェレミーは父のサポートの元、「デュジャック・フィス・エ・ペール」の名でネゴシアンビジネスを開始します。ブルゴーニュでは「ペール・エ・フィス」(父子)という表記はよく見かけますが、「フィス・エ・ペール」(子父)はかなり珍しく、中心となるのが父ではなく、息子であることを暗示しています。
デュジャック・フィス・エ・ペールは、ネゴシアンと言いつつも、単に畑が自分たちが所有していないだけであり、畑の管理や手入れ、ブドウの収穫までドメーヌのスタッフが行っています。
ブドウの購入契約は量に応じてではなく面積単位のため、収量制限も思い通りとなり、実質的にはドメーヌものと変わらないものハイクオリティのワインを世に送り出しています。また、ドメーヌ物とネゴシアン物で重複するアペラシオン(村名モレ・サン・ドニ等)はそれぞれ別々に醸造、瓶詰めされるのも興味深いですね。
そんな入手困難を極めるデュジャックの2021年ヴィンテージですが、幸運にもアムルースではほぼ全てのキュヴェが入荷しております😍
せっかくの機会なので、今年のゴールデンウィークのブルゴーニュ祭で一気に全アイテムを抜栓したいと思います🍷✨
皆さま、ぜひこの機会にデュジャックのドメーヌ物 vs ネゴシアン物の飲み比べをしてみませんか⁉️
詳細は追ってご案内しますので、4月27日〜5月6日はアムルースでデュジャックを飲み尽くしましょう💁♀️💓